伝統工芸品のような扱いの機械式時計、精度が良くもちの良いクォーツ時計。
どちらも「手の届く贅沢」をコンセプトに掲げて、私たちに熱い時計への想いを届けてくれるブランド。それがTAG Heuer(タグホイヤー)です。
目次
タグホイヤー シリーズ
タグホイヤー ヘリテージ
レトロなデザインを現代に復活させた、「ヴィンテージ」ウォッチシリーズ。
7種類あるシリーズの内「モナコ」、「ヘリテージ」はレトロなイメージを持つ方が大半だと思います。
時計自体の性能はもちろん最新鋭の技術が詰まっているのに加えて、ケースや雰囲気がそこまで大きく変わらないというところが魅力という興味深い時計ですね！
進化していくデザインもあれば、時代に左右されないデザインもある、原点に近いモデルと言えそうです。
タグホイヤー モナコ
レース【Ｆ1モナコグランプリ】から命名されたシリーズ。
モナコ公国(ヨーロッパにある立憲君主制の国家)が主催するレース【モナコグランプリ】は、
世界三大レースとして有名なインディ500、ル・マン24時間レースと並ぶ、モータースポーツレースです。
あまり大きく言われないのは、国家の名前がもとになっているレースだからかもしれません。
このレースは他のレースと違い、コースが昔からずっと変わらないことでも有名ですが、モナコという名前が付けられたこの時計も、変わらないアイコンという側面があるというところがまた興味深いですね。
のちに、『栄光のル・マン』で有名なスティーブ・マックイーンが着用したモデルとして、大いに有名になりました。
タグホイヤー カレラ
レース【カレラ・パンアメリカーナ・メヒコ】から命名されたとされるシリーズ。
当時、世界で最も過酷なレースと評されていた耐久レースが【カレラ・パンアメリカーナ・メヒコ】です。
8日間で3000㎞以上を走るという過酷さに加えて、当時の車はシートベルトもなし、舗装も十分でなく道はでこぼこ。
この壮絶なレースに挑むドライバーへ、堅牢で視認性の良い時計をデザインしたのが、ジャック・ホイヤーでした。
「タグホイヤー」としてブランドが再編される中でシリーズが途絶えるかと思いきや、デザイン性の高さから生き残り、さらに進化していった伝説のシリーズです。
今では、「タグホイヤーといえばカレラ」というくらいの知名度を誇っています。
タグホイヤー フォーミュラ1
レース【フォーミュラ1】から命名されたとされるシリーズ。
日本では「Ｆ1」などと呼ばれている有名なレースである「フォーミュラ1」…自動車レースとしては最高峰の世界選手権がこのシリーズの名前です。
まさにモータースポーツの最高峰を時計で表現しているようなデザインが特徴的。
1986年から発売され、2005年にはＦ1の公式タイムキーパーとなり、さらにモータースポーツ界との縁を深めていったタグホイヤー。
スポーティなベゼルと「手の届く贅沢」価格で人気を博しているシリーズです。
タグホイヤー アクアレーサー
水中でも熱い魂を持つ、タグホイヤーの中でも比較的新しいシリーズ。
”2000シリーズ”という1983年に誕生したモデルから姿を変えて、よりスマートなデザインに。
300ｍ防水のため、しっかりと防水機能があるダイバーズウォッチです。
最近ではアンバサダーにカイ・レニーというウォータースポーツ界の伝説になりつつある人物を迎えています。
もちろん彼の腕には「アクアレーサー」。
これから歴史を作っていく人物が愛用する時計として、数十年後には有名になっていることでしょう。
タグホイヤー リンク
アイルトン・セナが愛用していた時計シリーズの後継として世に送り出されたシリーズ。
1987年に発売されたシリーズで採用された、S字のリンクブレスレットがその名前の由来。
デザイン自体は有名時計デザイナーが、人間工学に基づいて設計した「着け心地の良い」ブレスレット。
これは見た目にも美しく、特徴的なS字はたちまち人気になりました。
エレガントなようでいてしっかりと重厚感もある、高級時計の名にふさわしいデザインも人気の秘密です。
現在第4世代ということで、さらに進化した部分もあるようです。
タグホイヤー コネクテッドモジュラー
自分だけの時計へカスタマイズできる新世代の時計シリーズ。
多様なケースやブレスの中から自分だけの組み合わせを楽しめる次世代型の時計です。
お手持ちのスマートフォンと連携可能ですが、対応しないOSもあるので注意が必要です。
電池切れから完全充電までは約110分で25時間駆動ですので、バッテリーの必要なものになるので定期的な充電が必須。
ただ、充電さえきちんとすれば文字盤すら気分次第で変えられるという魅力的な時計です。
さらなる改良が加えられるのにも期待したいですね。
おわりに
さて、ここまでタグホイヤーのシリーズをご覧いただきました。
いかがでしたでしょうか？
ファッション要素が強いものから実用的なものまで、色々な部分でおすすめできるブランド、それがタグホイヤーなのです。
実際に着け比べて見なければわからないのが時計の面白さの一つですので、実物を着け比べていただける場所に一度足を運んでみることをおすすめいたします。
よろしければこちらも合わせてご覧くださいませ！
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