皆様こんにちは！長野市のブランド時計専門店、ブルージュ一真堂の古田です。
定期的にメンテナンスが必要です、と購入した時には言われたものの、もう何年経ったか…。そこまで大きな不具合は出ていないから大丈夫と思いつつ、修理ってどれくらいの金額がかかるのか、その場で直してもらえるものなのか、ちょっと不安になりますよね。
実際にブランド時計をお持ちの方の中でも、ついつい先延ばしにしてしまうお手入れですが、メンテナンスを怠ると悲しい結末が待っています。治せる病気も放置したら重症になりますから、早めに時計の検診をして直せるところは直してしまいましょう！
メンテナンスを受ける場所
結構重要なのがここ。ブランド時計はそのブランドの正規メンテナンスを受けることを推奨しています。昔は「そうはいっても…」と近くの時計店に持ち込んで安めの金額でメンテナンスをしてもらうということも可能でした。しかし！今の時計は下手に触ると修復不可能になったり、そのブランド独自のムーブメントだとそもそも修理部品がない可能性も。修理して戻ってきても、見えない部分に正規品が使われず、その後時計自体に悪影響がでてしまってはかないません。
結論：できるだけ正規代理店に持って行って、ブランド正規のメンテナンスを受けることをお薦め致します！
メンテナンスの流れ
ブランドによって異なりますが、普通は1か月半ほどかかります。
お客様から時計をお預かり
↓
ブランドのメンテナンス部門へ送られる
↓
メンテナンス
↓
お客様へ時計をお渡し
基本的にはこの流れですが、正規代理店などではお客様にお渡しする前に、本当に修理箇所が直っているのかを確認する「検品」というものを行うため、もう少しお時間を頂く場合も。また、破損箇所が本国でしか直せないという事で、そのブランドの本元へ送られる場合もありますので、時計の症状が重そう、という方は半年くらい見ておくと安心かと思います(ここまですごい方はなかなかいらっしゃいませんが)。
持ち物
メンテナンスを受ける時計、国際保証書の二つがあれば問題ありません。
「え、なくしたんだけど…」という方もそこまで心配することはありません。その時計を購入したお店や、どれくらい前からお使いなのかを聞かれるくらいです。時計自体にシリアルナンバーなどが刻印されているので、ブランド側も正規品であることが分かります。ご安心ください。ただ、もちろん国際保証書を提出して頂くのが普通ですので、できるだけお持ちくださいね。
気になる金額
金額はブランドによって様々です。電池交換だけなら1万円以下のところもありますが、オーバーホール(分解洗浄)が必要となれば8万円くらいかかる可能性も。正規代理店で購入していると安く修理を受けられたりもしますので、まずはそのブランドのだいたいの金額を調べてみると安心です。
10万円を超えるような修理が必要な場合というのは、もともと破損個所が目に見えて酷かったり、取り扱いがないブランドにお願いするため金額が高くなっていたりという特殊な状況になるかと思います。継続費用が少ないブランドを選ぶというのも一つの手ですね。
さいごに
オーバーホールというと、コストがかかるのでなるべく避けたい方も多いと思います。しかし、機械式時計もクォーツ式時計も油を使った機械製品であることに変わりはありません。古い油になるほど粘性が強くなり、歯車を動かす潤滑油としての役割を果たさなくなります。クォーツ式時計もオーバーホールが必要な理由はここにあるのです。どうか、良い時計を永く愛用して頂けるよう、メンテナンスを大切にしてあげてください。
また、電池交換・オーバーホールはメーカーに送ることになるため、どんなに早くても１か月半はかかります。その間にお使いいただく時計があると良いかも…しれませんね！
それでは皆様、良い時計ライフを！
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長野のブランドウォッチ正規代理店
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