パールのネックレスは冠婚葬祭時に必須のアイテムですよね。
しかし、いざ必要な時に着けてみると、
「糸が劣化していて切れてしまった…」
「珠が飛んで一部を紛失してしまった…」
というケースがあります。
永く使い続けるためには、やはり定期的なメンテナンスが大切になります。
ここではそうしたパールのネックレスの糸替えについてご紹介します。
糸とワイヤー
パールのネックレスは、珠と珠を糸でつないでいます。
その糸が使用や年月を重ねるうちに少しずつ劣化していき、切れやすくなってしまうのです。
糸の素材は2種類あります。
①絹糸 ②ワイヤー
絹糸
昔はパールのネックレスといえば絹糸が一般的でした。
しなやかな絹糸は、肌に添うことでより一層首元を美しく見せる効果があります。
しかし、湿気に弱く伸びやすいので、比較的切れやすい素材になります。
ワイヤー
一方でワイヤーは、強度があり切れにくいという特徴があります。
ワイヤーの表面はコーティングされている為、珠を削ってしまう心配もありません。
しかし、一箇所で折り癖がつくと元に戻りにくく、絹糸ほど肌なじみが良いとは言えません。
絹糸・ワイヤー共に良し悪しがありますので、どちらが良いと決めるのは難しいですが、最近の傾向ではワイヤー加工をする人が増えています。
要因としては、「マグピタ」です。
おしゃれなデザインでパールネックレスの長さ調節ができることで人気のマグピタですが、全てワイヤー加工時のみになります。
店頭には13種類のマグピタを揃えていますので、
糸替えの際にお気軽にご相談ください。
糸替えのタイミング
糸替えのタイミングは2〜3年と言われています。
あくまで目安であり、使用頻度や保存状態によって異なりますので、簡単なチェック方法をご紹介します。
留め具を部分を持ちあげ、珠と珠の間の隙間をチェックします。
隙間が無ければすぐに交換する必要性は低いです。
右の写真のように隙間があれば要注意。糸が伸びているので糸替えをしましょう。
期間と価格
パールの修理を専門に扱っているメーカーへ送っての修理になります。
その為、1ヶ月程お預かりをさせて頂きます。
金額は、絹糸で¥2,750(税込)、ワイヤーで¥3,850(税込)になります。
(※イミテーションはお預かりできません。)
糸が切れ、珠を紛失してしまった場合は、珠足しを行うことも可能です。
金額はお見積りになります。
クーポン券
パールの糸替え修理の金額が半額になるお得なクーポンを『月間・タウン情報いいだ(TJいいだ)』に毎月掲載しています。
ご来店の際に修理品と一緒にこちらのクーポン券をご持参ください。
修理品お預かり時にご提出頂くと、修理金額が半額になります。(※マグピタなどの部品代は対象外になります。)
こちらのクーポン券は一真堂飯田本店と一真堂座光寺店でのみ使用可能です。その他の一真堂店舗では使用はできませんのでご了承ください。
お預かりの流れ
① 店舗へ修理したいパールのネックレスをお持ちください。
② スタッフが状態を確認し、修理内容の説明をします。
③ お預かり伝票を記入させて頂き、ネックレスをお預かりします。
(クーポン券をお持ちでしたらこの時に一緒にお預かり致します。)
④ メーカーにて修理
⑤ ご納品
という形になります。
パールの糸替え修理に限らず、さまざまなジュエリーの修理を承っております。
まずは一度ご相談ください。
――――――――――――――――
飯田のジュエリー専門店
一真堂 飯田本店
〒395-0805
長野県飯田市鼎一色111
営業時間 10:30∼19:00
お問い合わせ:0265-24-6663
HP: https://www.1sd.jp/top/jewelry
――――――――――――――――