「黒蝶真珠ってとてもステキ!でも使い方が難しそう」このように感じている方、多いのではないでしょうか?
近年では喜び事では白い真珠、悲しみ事では黒い真珠と使い分ける方も増えてきています。
「あの人も黒真珠着けてたな」なんて感じることもあるのではないでしょうか?
ここでは「黒蝶真珠を持ちたくても使うシーンがわからない」という方のために黒蝶真珠の着けこなし方や使う時に気をつけたい事について解説していきます。
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目次
黒真珠と黒蝶真珠の違いは?
黒真珠は黒い色の真珠を総称して「黒真珠」と言います。一般的な「黒真珠」はアコヤ真珠や淡水真珠を染色して黒くしているものが多く、黒蝶真珠と比較すると色味の黒が強く感じます。
「黒蝶真珠」は「黒真珠」に含まれます。「黒蝶真珠」は珠が大きいものが多く、天然で黒っぽい色味(グリーンや赤味を帯びた深みのある色合い)を持つことに特徴があります。
黒蝶真珠(ブラックパール)ってどんな真珠?
一般的に南洋のタヒチ産。黒蝶貝から採れるためそう呼ばれます。9割以上がタヒチで養殖されるため、「タヒチ」と産地名でも呼ばれています。
黒蝶真珠の品質は「テリ」「色」「形」「大きさ」「キズ」の5つの条件をいかに満たしているかによって決まります。
この点についてはアコヤ真珠と同じと言えます。
その中でも「テリ(真珠独特の輝き)」が1番大切という点についてもアコヤ真珠と共通しています。
黒蝶真珠の魅力
「色」
黒蝶真珠の一番の魅力、それは独特な「色」にあります。
黒蝶真珠は貝殻内部の色(黄、赤、緑の色素)が影響して多様な色が生まれるのですが、その色素の配合によってブラック、グリーンブラック系、イエローブラック系、レッドブラック系に分かれます。
中でもピーコックグリーンと呼ばれる色は、名前の通り孔雀の羽のようにピンクやグリーンがかみ合い、希少かつもっとも美しい色と言われています。
「形」
黒蝶真珠の形は「真円」「サークル」「バロック」「ドロップ」「ボタン」などに分かれます。
真珠は全ての種類において真円やそれに近い形で、大きさが大きいほど価値が高くなります。
形の種類と色の多様性が相まって黒蝶真珠にしかない魅力が生まれ、冠婚葬祭からカジュアルまで、着けるシーンも幅広くおしゃれの上級者からとても愛されています。
「大きさ」
アコヤ貝が手の平サイズであるのに対し、黒蝶貝は10〜20センチ。
採れる真珠のサイズもアコヤよりも大きくなります。主なサイズは8ミリ〜13ミリ。
15ミリ以上の珠はとても希少です。
黒蝶真珠を着ける時に気を付けたいこと
「冠婚葬祭」
結婚式や葬儀では「真円」かそれに近い形のものを使いましょう。
特に気をつけたいのは葬儀。悲しみのシーンで「サークル」「バロック」などの形はふさわしくないので気をつけましょう。
結婚式に黒蝶真珠を着けてはいけないという決まりはありません。 しかし日本では「黒いジュリー=葬儀」のイメージがあるからか結婚式で黒蝶真珠をつけている方はほとんどいないようです。
ただ、「黒」という色は、1番格調高い色とされ、男性親族が着用するモーニングは黒ですし女性親族が着る留袖も黒が基調です。(イギリスの故ダイアナ元妃の結婚式で、黒蝶真珠を着けている貴族の女性が居ました) お祝いの席でも悲しみの席でも、その地域の風習にしたがって失礼のないようにしたいものですね。
「カジュアルなシーン」
黒蝶真珠の一番の魅力は、その個性的な「色」「形」が相まった存在感です。
「真円」でもそれ以外の形でも、いろんな服装に見事に溶け込む黒蝶真珠。
夏はTシャツジーンズスタイルに、秋冬は厚手のシャツやセーターにあわせても良いですね。パンツでもスカートでも黒蝶真珠を合わせるだけでカジュアルでありながら、ワンランク上のおしゃれを楽しめること間違いなしです!
あわせる洋服の色も選びません。 反対色の白っぽい服に合わせると、黒蝶真珠の魅力がそのまま味わえますし、黒い洋服に合わせると、反対色の時とまた違った輝き方を見ることができてとてもステキ。
一度試してみてください。
「メンテナンス」
真珠はデリケートな宝石です。使い終わったらやわらかいキレイな布でに拭いてください。汗や化粧品が真珠についたままにしておくと真珠層が傷んでしまいます。
保管場所は高温多湿な場所を避けておくこと。また糸で組んでいるネックレスの場合は糸替えも必要になりますので購入の際に確認することをおすすめします。
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まとめ
真珠を「生涯に1本持つ」から、「2本目に黒蝶真珠を持つ」方が多くなってきています。 冠婚葬祭だけじゃもったいないですよね?
カジュアル使いしやすい黒蝶真珠はおしゃれの引き出しをいくつも増やしてくれる、万能選手。
まずは、お店で着けてみましょう!その時はカジュアルなファッションで試してみてください。今まで知らなかった自分に出会えることでしょう。
一真堂飯田本店
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